iPhoneのホームボタン修理は症状ごとの対応力が重要!
「ホームボタン」とは、iPhoneの真ん中のボタンの名前です。落下時に壊してしまうこともありますがご依頼いただく症状で最も多いのは、「ボタンを押しても認識しない」「かなり強く押さないと反応しない」という状態です。 これは内部にホコリが混入したり、湿気等によりホームボタンケーブルと基板の接続部分が正常に動作しないことが原因です。
セキュリティ向上のために
本体とボタンのセット化
iPhone5S以降、指紋を使う本人認証「TouchID」が採用されています。ホームボタンに指を乗せるだけでパスワード入力の手間が省けるなど便利で、利用されている方は多いと思います。
このTouchID、セキュリティ性を高めるためにホームボタンケーブルとiPhone本体がペアで設定されており、たとえば自分の指紋を登録したホームボタンケーブルを別のiPhoneに繋いでも指紋認証できないようになっています。
そのためケーブル交換によってホームボタンとしての機能は復活しますが、指紋認証は利用できなくなります。
たとえガラスが割れたとしても、ホームボタンは傷つけないようくれぐれもご注意ください。
ホームボタンの改良
見えない部分での進化
iPhone5、5cのホームボタンは構造に改良が見られるだけでなく、過去のモデルと比べてケーブルそのものが頑丈になりました。
またiPhone5sでは5、5cの構造をベースに指紋センサーが追加されたものの、強度が劣るといったことはありません。
実際にこれらを直接見る機会はあまりありませんが、ホームボタン周りは年々改良されつつあります。
とはいえ元々iPhoneのボタンケーブルは消耗品ですので、劣化による故障などはいずれ現れるかと思います。 iPhone5、5c、5sのホームボタンは短時間での交換が可能ですので、何かございましたらお気軽にご相談ください。
ホームボタン(iPhoneの真ん中のボタン)不具合の様々な故障内容
押しても反応しない
押しても反応しないのは、ホームボタンケーブルの断線や損傷などが考えられる状態です。ホームボタンケーブルもしくはその場所と接続しているドックコネクタ側のケーブルの交換が必要です。
めり込んで押せない
ボタンを押せない原因が衝撃などによってボタンがズレてしまった場合であれば、部品交換はせずに修理可能な場合もあります。ボタンが変形してしまっている場合は、ケーブルを含むホームボタン交換が必要です。
ホームボタンが割れた
ボタンが割れてしまった場合で、傷が部分的なとき(他に損傷がない場合)はケーブルは修理せず、ボタンの取替え作業だけになります。同時にオリジナルカラーのボタンへ交換することもできます。
ボタンの効きが悪い
浸水などにより、Dockコネクタとホームボタンケーブルの接続部分が正常に接触していない可能性があります。この場合はボタン交換ではなく、ドックコネクタケーブルの交換修理を行います。
ホームボタン交換修理の部品と修理時間
iPhoneホームボタン修理にかかる時間
一般的な症状であれば、ボタン破損は20分程度で修理可能です。
落下によるガラス割れなどの場合、落下した衝撃がホームボタンケーブルにも加わっており、使用していくうちに効きが悪くなる場合もあるため注意が必要です。また、ホームボタンに不具合が出ていても実際の交換修理はドックコネクタ部分のケーブルになる可能性もあります。
さらに、iPhone本体に大きな衝撃が本体に加わっていたり、水没してしまっていてホームボタンにも影響が出ているような場合には、修理時間が長くかかる場合があります。